⽯川中央⾷品株式会社様の商談スペース・社員休憩スペース及びエントランス空間の整備に携わらせていただきました。
本計画のきっかけは、⽯川中央⾷品北野社⻑の「社員が⾃分の⾞のなかで昼⾷を⾷べる現状を改善したい」という想いからでした。
その想いを受け我々はまず「⼈々の暮らしを豊かにする安⼼・安全な⾷品を扱う企業イメージの発信」をコンセプトに掲げ、空間の企画・デザインに取り組みました。
もとは商品を保管するための倉庫だったスペースを全⾯的に改修し、200㎡のうち半分を商談スペース、もう半分を休憩スペースとし、その間をスライディングウォールで仕切ることでお客様と社員の⽅がゆるやかにつながるレイアウトとしました。
意匠的にも商談スペースは明るく賑やかな雰囲気に、休憩スペースは社員の⽅がゆったり過ごせるシックで落ち着いた雰囲気とし、全体のコントラストを強調する事で⽤途に応じたメリハリのある空間創出を試みました。
各所の仕上げにもアップサイクル素材や⾃然素材を多様しており、特に商談スペース⼊り⼝の印象的な意匠壁と商談スペース内の7m×2mの⼤型グリーンウォールは来客者をもてなす象徴的な存在となっています。
今回「mannaka(真ん中) SALON」という名称及びロゴもデザインさせていただきました。mannakaには社名である⽯川中央⾷品の「中央」とお客様や社員皆様が集まる「中⼼の場所」という想いが込められております。